「寄付を募る研究室の一覧」を作る意味

当サイトでは「寄付を募る研究室の一覧」をまとめて記事配信しています。

 

きっかけは、普段からサイエンス(特にバイオロジー!)の本を好んで愛読している筆者(酒井)が「この分野になら寄付したいなぁ」とふと思い立って検索してみたところにあります。

Googleの検索結果をスクロールしてみると、寄付のプロセスも情報も大学ごと、研究室ごとに散らばっていて、1つの研究室の研究内容をチェックするのにも数回のクリックを要する始末。寄付先を探す時点で途方に暮れてしまいました。

フローの一元化は難しいかもしれないけれど、情報を集めて比較検討しやすくすることならすぐにでもできる。そうすることで、アカデミーに流れるお金を0.1%でも増やせるかもしれない。微力ながら貢献できるかもしれない。

ビジネスに直結しないような基礎研究に取り組む研究者たちが、必要な資金を手に、研究に没頭できるような世の中を夢見ています。そこから生まれるフロンティアは仮に1円もお金を生まなかったとしても、誰かの「偏愛」を満たしてくれるでしょう。あなたにもあなたの「偏愛」があるはずです。筆者が起業家であり、普段は収益を生むための事業にフォーカスしているからこそ、そのコントラストにめまいを覚えるのです。

もし身の回りに研究室を持つ先生がいらっしゃったら、ぜひこのサイトのことをシェアしてみてください。フォームからご応募いただければ、学校法人に所属する研究室である限り、漏れなくこのサイトに情報を掲載させていただきます。

誰かの情熱が報われるために。

株式会社ニューロープ 代表取締役。

ファッションに特化した人工知能『#CBK scnnr(カブキスキャナ)』、インスタグラマーの類似アイテムを買える『#CBK』、アートメディア『ART LOVER』、メディアやブログを簡単にマンガ化できる『AI-CATCHER』などを展開。

九州大学芸術工学部で芸術と工学を学ぶ。中小企業診断士。